英語の学習内容
小 3 の外国語活動から、中 3 の英作文までを一貫して積み上げる
英語は、小学 3 年生から外国語活動として始まり、小学 5 年生から教科としての「外国語(英語)」になります。中学に入ると本格的な文法学習と、英作文・リスニングへ広がります。本サイトでは、小 3 の音とアルファベットから、中 3 の関係代名詞・現在完了までを、学習指導要領の学年配当に沿って提供しています。
本ガイドは、学習指導要領(平成 29 年告示)を一次資料として編集部が執筆しています。 誤りのご指摘は お問い合わせフォームからお寄せください。編集方針は編集方針ページを参照してください。
この教科で身につけたいこと
- 小学校段階では、音と文字のつながり(フォニックス)と、身近な単語・簡単な表現に触れる
- 小学 5〜6 年で、簡単な英文の読み・書きに移行する
- 中学 1〜3 年で、文法用語を伴った体系的な理解に発展させる
- 英語を「暗記科目」ではなく「音とパターンの科目」として学ぶ
学年帯ごとの学習内容
小学 3〜4 年生(外国語活動) (3年生・4年生)
教科ではなく「外国語活動」として、聞くこと・話すことを中心に体験する時期。成績評価は入らないが、フォニックスと基本語彙を身につけておくと後が楽になる。
この学年帯で扱う主な単元
- アルファベット大文字・小文字の読み書き
- 数字(1〜20)、色、曜日、天気などの基礎語彙
- 簡単なあいさつと自己紹介(Hello / My name is)
- フォニックスの基礎(a, e, i, o, u の音、二重子音)
家庭学習でのヒント
- 「読める前に音を聞く」順序を守る
- ローマ字と英語のスペルは違うルールなので、混ぜて教えない
- 英単語を「日本語訳」ではなく「絵」と結ぶ
小学 5〜6 年生(教科としての英語) (5年生・6年生)
「聞く・話す・読む・書く」の 4 技能を扱う教科になる。簡単な英文の読解と、自分のことを英文で書く活動が加わる。
この学年帯で扱う主な単元
- 曜日・月・季節・時間を使った文
- be 動詞と一般動詞の使い分け(I am / I like)
- 疑問文(What / How / When)と答え方
- 簡単な英作文(自己紹介、好きなもの、休みの予定)
家庭学習でのヒント
- 「日本語 → 英語」ではなく「絵 → 英語」で文を作らせる
- be 動詞と一般動詞は必ずセットで対比させる
- 書く前に必ず声に出す。書き言葉と話し言葉のズレを減らす
中学 1〜3 年生 (中学1〜3年生)
文法用語(時制・助動詞・不定詞・分詞・関係代名詞)が本格的に登場する時期。中学 3 年間で、高校英語の 8 割方の文法項目を扱う。
この学年帯で扱う主な単元
- 中 1: be 動詞、一般動詞、疑問詞、命令文、複数形、代名詞
- 中 2: 過去形、進行形、未来形、助動詞、不定詞、動名詞、比較
- 中 3: 受動態、現在完了、関係代名詞、間接疑問文、分詞
家庭学習でのヒント
- 文法は「何と何を対比しているか」を意識する(現在 vs 過去、能動 vs 受動)
- 長文は「主語と動詞を先に見つける」訓練から入る
- リスニングは 1 日 5 分でも毎日聞く方が、週末に 1 時間より効く
この教科で、とくにつまずきやすいポイント
ローマ字と英語のスペルを混同する
「ka」と書けば「か」と読むローマ字と、「cat」の「a」は「あ」ではなく「アェ」と読む英語は、別ルールの表記体系です。導入時に混ぜず、フォニックスから丁寧に入ることが大切です。
be 動詞と一般動詞を同時に使ってしまう
「I am play tennis.」のように、be 動詞と一般動詞を並べる誤りは非常に多い。「文には動詞は 1 つだけ」というルールを、対比表で最初に固定します。
長文で単語 1 つずつ日本語に置き換えようとする
「単語 → 日本語 → 意味」の 2 段階変換を全単語でやると、時間切れになります。主語と動詞を最初に押さえ、残りは「かたまり」で意味を推測する練習を早い段階から取り入れましょう。
英語のサンプル問題(学年別)
各学年の実際の問題と単元を、単元ごとに解答つきで閲覧できます。 お子様の学年、または一学年上・下を確認するとレベル感がつかめます。
学年別に他教科と合わせて確認する
「その学年で扱う全教科の内容」を横断的に見たい場合は、 学年別 学習内容ガイドをご覧ください。 各学年のページには、教科ごとの単元と時期がまとまっています。
本ページの出典・参考資料
- 小学校学習指導要領(平成 29 年告示) 外国語活動・外国語(文部科学省)
- 中学校学習指導要領(平成 29 年告示) 外国語(文部科学省)