意味
「10 のかたまり」とは、ものを 10 個ずつまとめて数えたり考えたりすることで、位取り記数法の基礎になる考え方です。小学 1 年生の算数で、10 個で「一つのまとまり(1 十)」として扱う練習を通して導入されます。
学習で登場する場面
小学 1 年生後半の「大きな数」「くり上がりのあるたし算」で最初に登場します。たとえば「8 + 5」を「8 に 2 を足して 10 のかたまりをつくり、残り 3 を足す」と考える「さくらんぼ計算」は、この 10 のかたまりの考え方をそのまま使ったものです。2 年生以降の 100 のかたまり、1000 のかたまりへと発展し、位取りの理解につながっていきます。
家庭で意識するポイント
おはじきや積み木を 10 個ずつ束ねてみせたり、卵パック(10 個入り)で数を数えたりすると、視覚的に「10 で 1 つのまとまり」を体感できます。指を折るときも、片手 5 本ではなく両手 10 本で「1 の位・10 の位」を意識させると、後の位取り学習がスムーズです。急がず、実物で確かめる時間を大切にしてください。
参考
文部科学省『小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 算数編』